2012-04-13 第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
それでは、引き波のときにどうなるのかということについて見ておきますと、引き波の場合は、内部電源で最も重要なDGの冷却とか、あるいは機器冷却系の熱交換の冷却水を賄う非常用ポンプの定格取水可能レベルでポンプを動かす、そのための海水を引かなきゃいけないですね。 その取水口の可能レベルが幾らかというのを資料で見てみますと、大飯原発一、二号機はマイナス二・三六メーターなんですね、標準海水面から。
それでは、引き波のときにどうなるのかということについて見ておきますと、引き波の場合は、内部電源で最も重要なDGの冷却とか、あるいは機器冷却系の熱交換の冷却水を賄う非常用ポンプの定格取水可能レベルでポンプを動かす、そのための海水を引かなきゃいけないですね。 その取水口の可能レベルが幾らかというのを資料で見てみますと、大飯原発一、二号機はマイナス二・三六メーターなんですね、標準海水面から。
次に、東京電力の原発法定検査データの改ざんというのが一九七七年から二〇〇二年まで、国の検査の中で百九十九件の改ざんがあったということですが、とりわけ深刻なのは、やはりあの九二年の五月の、柏崎刈羽原発一号機のECCSの非常用ポンプの故障を偽装するために制御電源を操作して国の検査に合格してきたということが発表されたことだと思うんです。
ただ、非常用電源につきましては、本来電気の供給が停止した場合における重要設備とか、あるいは人身保護のための非常用ポンプであるとか照明、換気、消火、通信等の用に供する短期的かつ必要最小限の電気を確保することを目的として設置されるのが通常であるというふうに考えております。